外国人観光客「ソウルは東京以下、部屋も狭いし”設備、サービス、衛生面”全てで劣っている」→韓国人「…（ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」＝韓国の反応

韓国のコミュニティサイトより「『ソウルは東京よりイマイチ』…予想外の結果に『非常事態』」というスレの反応を翻訳して紹介します。

『ソウルは東京よりイマイチ』…予想外の結果に『非常事態』

昨年、韓国を訪れた外国人観光客の中で、中国人の割合が最も多かった。インバウンド観光業への影響が大きいため、政府や旅行業界は中国人観光客をターゲットにしたマーケティングを積極的に展開してきたと考えられる。

しかし、昨年末には国内情勢の不安定さを理由に、中国人観光客の減少が予測されていた上、日本と比較して韓国旅行の満足度が低いという調査結果も出た。満足度向上の対策が急がれるとの指摘がある。

韓国観光公社によると、昨年韓国を訪れた外国人観光客は1,637万人で、そのうち中国人が最も多く460万人（28%）を占めた。これは2位の日本（322万人）を100万人以上上回る数だ。コロナ以前の2019年には、中国人観光客（602万人）は日本人観光客（327万人）の約2倍に達し、韓国のインバウンド観光市場で重要な存在となっていた。

コロナ以前は団体旅行での大規模なショッピング観光が主流だったが、最近は個人旅行が増えており、百貨店や免税店だけでなく、韓国人に人気のスポットを訪れる傾向が強まっている。旅行業界と政府は、この変化に対応した新しい観光コンテンツの開発を進め、さらなる観光客誘致に力を入れている。

業界では、宿泊の満足度が旅行全体の満足度を大きく左右すると考えられている。宿泊施設の質は旅行者の体験に直結し、宿泊費も旅行費用の中で大きな割合を占めるためだ。特に、訪韓外国人観光客の80%以上が訪れるソウルでの宿泊満足度は、韓国全体の旅行満足度やイメージ形成に決定的な影響を及ぼす。

しかし、最近の調査によると、ソウルの宿泊施設を利用した中国人観光客の満足度は、東京よりも低いという結果が出た。今年第1四半期の中国人観光客数が前年同期比19%減の83万人にとどまると予測されている中、韓国の観光競争力強化のためには旅行者の満足度向上が急務とされている。

旅行研究機関「ヤノルジャリサーチ」が発表した「中国人観光客のレビュー評価を通じたソウル・東京の宿泊体験比較」報告書によると、旅行予約サイト「トリップドットコム」における中国人観光客の宿泊レビューを分析した結果、ソウルの宿泊施設の平均評価（5点満点）は4.31点で、東京の4.48点より0.17ポイント低かった。

等級別の評価でも、東京の宿泊施設のスコアがすべての等級でソウルを上回った。ソウルの3等級宿泊施設は東京の2等級以下の宿泊施設と、ソウルの4等級宿泊施設は東京の3等級宿泊施設と、ソウルの5等級宿泊施設は東京の4等級宿泊施設と同程度の評価を受けた。ヤノルジャリサーチは、中国人観光客がソウルの宿泊施設を東京よりも一段階低く評価していることを示していると分析した。

ソウルの宿泊施設で否定的な評価が多かった分野は「施設」「サービス」「衛生」だった。特に施設面では、中央冷暖房による温度調整の難しさ、共用トイレの不便さ、故障した設備、狭い部屋の広さなどが主な不満として挙げられた。否定的な口コミが肯定的な口コミよりも多く、最も早急な改善が求められる分野だと指摘されている。

サービス面では、意思疎通の問題、キャリーケースの保管サービスの不足、フロントスタッフの不在が主な不満要因として挙げられた。衛生面では、清潔でない寝具など、基本的な清掃状態に関する不満が多かった。ヤノルジャリサーチは、宿泊施設の品質改善が中国人観光客の満足度や再訪意向にプラスの影響を与えると予測している。

ヤノルジャリサーチのアン・イェジン主任研究員は「ソウルの宿泊業がグローバル市場で競争力を強化するには、単なる施設改善を超えて、宿泊客を中心に設計・運営された宿泊施設を提供し、サービスと体験の差別化が必要だ」と述べた。また、「これを通じて、ソウルは高品質の宿泊体験を基盤に観光産業の持続可能な成長を実現できるだろう」と語った。

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