韓国、偉そうに一人当たりGDPで日本を抜いたと自慢してたら高齢者の貧困率は世界最悪レベルと判明

韓国の高齢者の相対的貧困率、OECD加盟国の中で最悪

仕事を引退する年齢層の相対的貧困率が経済協力開発機構（OECD）加盟国の中で最も高くなるなど高齢者の貧困問題が深刻であることが分かった。

統計庁国家統計研究院は24日、このような内容を盛り込んだ報告書「韓国のSDG（持続可能な発展目標）履行状況2025」を発刊したと明らかにした。

韓国の現状を持続可能な発展項目17で分析した同報告書は、2021年から毎年、韓国語と英文で発刊してきた。

韓国はここ10年間で所得の不平等の減少、保健リスクへの対応、新・再生エネルギーの生産、都市や住居環境の改善などで進展を成し遂げたが、高齢者の貧困、性の平等、気候リスクの克服、生物の多様性の保存などでは努力が更に必要であることが分かった。

報告書によると、2023年の可処分所得の相対的貧困率は14.9%で、2011年（18.5%）から2021年（14.8%）まで下落していたが、2022年（14.9%）に小幅上昇した後、停滞状態だ。

年齢別に見ると66歳以上の仕事を引退する年齢層で相対的貧困率（39.8%）が最も高かったが、これは2022年基準のOECD加盟国の中で最も高かった。

相対的貧困率とは、所得が中位所得の半分以下しか得られない人の数を全体の人口で割った割合のことだ。

（中略）

青少年の栄養状態は不十分で、修学能力はパンデミック以前と同様の水準だった。

2023年の栄養不足の人の割合は17.9%で、2011年（10.6%）より7.3%増加し、特に青少年層（12～18歳）の栄養不足の割合が27.5%と高かった。栄養不足者は、エネルギー摂取量が推奨量の75%未満で、カルシウム、鉄、ビタミンA、リボフラビンの摂取量が推奨量の75%未満の人のことを指す。

（後略）