2023年に亡くなったASTROのムンビンと子役時代から親交があったキム・セロン。ムンビンが亡くなった後にキム・セロンが綴ったムンビン宛の手紙が、3月27日（木）にYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」を通じて公開されました。
子役時代からの親友だったキム・セロンとASTROムンビン
共に子役時代から活動していた女優キム・セロンと、ASTROのムンビン。
過去には同じfantagioに所属していたこともあり、ウェブドラマ「TO BE CONTINUED」でも共演しています。
またSF9のチャニも子役時代から苦楽を共にし、それぞれがアイドルや女優として活動してからも、親友として切磋琢磨する関係だったことで有名です。
「カロセロ研究所」がムンビン宛ての手紙を公開
3月27日（木）、YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」はキム・セロンが亡くなる前の最後の投稿がムンビンへの追悼文だったことに言及し、キム・セロンがムンビンに宛てた手紙を公開。
この手紙はムンビンが亡くなった後の2023年4月27日に書かれたもので、日記の中にムンビン宛ての手紙が綴られていました。
親交があったASTROのメンバーにも言及
キム・セロンがムンビンに宛てた手紙の中で、キム・セロンは親交があったASTROメンバーにも言及しています。
キム・セロンとASTROのメンバーたちはプライベートでも親交があり、「私がスア（ムンビンの妹）やメンバーたちを守らないとって思った」という一文も…。
お互いに子役時代からたくさんの苦労をしてきたことが伝わる文面に、多くのファンたちが切なさを抱いています。
【手紙全文】
新しい日記を書く。
ビニ（ムンビンの愛称）、会いたいよ、何を話せばいいんだろう。
とても辛くて私は死を選ぼうとしていたの。
そしたら、あなたが亡くなったって聞いたよ。
誰よりも、その決意と選択がどれだけ重くて寂しいものだったのかよく知ってるから、どうして？とは聞けなかった。
でもね、あの日不思議とあなたに会いたかったの。
電話をしようと思ったけどできなかったの、それが悔しい。
あなたを止めることはできなくても、もう一日だけ、もう一日だけ、って先延ばしにすることはできたかな。
私は今日を生きれば明日が来る、そうやって一日だけを見つめて我慢して耐えてきたけど、あなたもこんな風にできたんじゃないかって心が揺らいでる。
あなたを追いかけようかなって、毎日毎瞬間揺らいでいるの。
自分のことで精一杯で、あなたの側に寄り添えなかったようで、寂しいけど…もし寂しかったら私の夢に出てきて。
そしたら私が話聞いてあげるよ、あなたが私にそうしてくれたように。
私達もう付き合いが長いから、あなたもチャニ（SF9）もただ家族みたいに、いつも側にいてそれが当たり前な存在だった。
ASTROのメンバー達もデビューしてたくさん愛されていて安心したよ。
でも、私がスア（ムンビンの妹）やメンバーたちを守らないとって思った。
だから死ぬのは先延ばしにしたの。
サナ（ASTROサナ）が言ってたよ、私を守ってくれるって。
末っ子が一番心配だったのにちゃんとした大人になったよ。
そして精一杯笑うジヌ（ASTROジンジン）、ミョンジュンオッパ（ASTRO MJ）、崩れ落ちるドンミン（ASTROウヌ）、凛々しいミニョク（元ASTROラキ）…心が崩れ落ちたよ。
どうしてあなたなの？
この憂うつや苦痛は私だけで十分なのに、私を連れていけば良かったのに。
私はあなたのことを思いっきり悲しんで語って追慕したいけど、私の存在があなたに迷惑をかけることになりそうで怖かったし、今も怖い。
私のオッパ、私の友達ビニ、私達子供の時から本当に苦労したよね。
でも私達みんな夢を叶えて、ただ良かったって思っていたの。
前に進むことができない自分も、私に向けられる理由の分からない非難も、勝手に騒ぐメディアも業界も、そして満足できない自分の姿もがっかりして憎らしかった。
この生活を、この仕事を選んだからには責任を持たなきゃって、私だけを頼りにする家族がいて、ファンがいて、あなただってそうだったはずなのに。
誰にも言えずに一人で腐っていくのは、私だけではないでしょう。
そうやって一日一日を耐えてきたはずなのに、私達だけでも一度大声を出して泣くべきだった。
辛いよって叫んでみるべきだった。
私もまだ、できずにいるけどね。
あなたとみんなで一度やってみるべきだった。
心配かけたくないから、お互いに強気なふりをして、大丈夫なふりをしていたよね？
安らかに眠ってね、ビニ。
あなたが行く道なら、どこでも明るくて輝いてるはずだよ。
あなたのすべてを尊重し、応援してるよ。最高だよ。
あなたをいっぱい褒めてあげられなかったこと、抱きしめてあげられなかったこと、ごめんね。
大好きだよビニ。
すぐにまた会おう、待っててね。
