韓国、調子に乗ってマレーシアに鉄鋼を安く売りつけてたら罰で追加の関税を課される

マレーシア、韓国にお鉄鋼に反ダンピング関税

マレーシア政府は韓国、中国、ベトナム産の一部鉄鋼製品に対し、最大57.9%の暫定反ダンピング関税を課すことを決めた。

5日（現地時間）のロイター通信によると、マレーシア国際通商産業部（MITI）は今月7日から韓国・中国・ベトナムから輸入される亜鉛メッキ鉄および鋼コイル・シート製品に3.86～57.90%の関税を暫定的に課すことを発表した。適用期間は最大120日で、最終的な関税率は11月3日までに確定させる予定だ。

今回の措置は2月6日から行われた反ダンピング調査の結果を土台にした予備判定によるものだ。MITIは声明を通じて「これらの製品がダンピングされているという十分な証拠があり、これに伴い調査を継続する必要があると判断した」と述べた。

マレーシアは今年5月にも韓国・日本・中国など4カ国の鋼板圧延鋼材に反ダンピング関税を課している。今回の措置も自国の鉄鋼産業の保護のために行われたものと分析される。