
韓国のコミュニティサイトより「我が国の製造業は、慢心のせいで衰退している。」というスレの反応を翻訳して紹介します。
我が国の製造業は、慢心のせいで衰退している。
2000年代に入って中国に売り込み、経済が落ち込みかけた時点で何とか持ち直し、3万ドルまで来たと思う。
その時期に、日本やドイツのように素材・部品・装備や基礎技術といった高付加価値分野を育てるべきだったのに、浮かれておろそかにし、この状態が続くと思い込んでいた結果が今の有様だ。
そもそも一般的な製造業では中国には勝てない。人口は13億近くいて、それだけ人材も多く、人件費も安い。
単純製造業では答えがない。正直、造船という産業を3万ドルの我が国がいまだにやっていること自体が不思議だ。
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韓国の反応
国際貿易は暗黙的に国ごとに分担があったのに、中国はあらゆる分野を奪おうとしている。
他国がどうなろうと自分たちだけが豊かになればいいという考え。
いずれはその品物を買ってくれる国もなくなるだろう。
ああいうシステムは中国だけにしかない。
韓国だって基盤技術を確保したくなかったはずがない。
韓国造船業の溶接工の給料を見れば、先進国ではできない。
今は中国人に脅かされているが、15〜20年前は逆に中国のおかげも大きかった。どうなるかはわからない。
最初は不良品でも、とにかく作り続ける。
不良品でも売れるのが中国市場だから。
大量に不良品を作るうちに改良品もどんどん出てくる。
10年かかるノウハウを、継続的な大量生産で1〜2年で身につける。
ドイツの昨年の成長率が−0.2%だったのを知らないのか?
日本もわずか0.1%だった。
政治のせいで駄目になった。
ただし中国がすべてを奪えるわけでもない。
結局は中国が取りきれなかった部分をうまく取ってくることが重要。
意外にも食品や防衛産業も伸び、造船も再び好景気になってきた。
未来は決して悪いばかりことばかりじゃない。
今まで日本やドイツのようにやってこなかったというよりも、技術力がなくてできなかったというのが正しい。
中国は原子力や水力を大量に建設して産業用電気料金が安い。
韓国も電気代を下げられなければ製造業競争力はない。
素材・部品・装備産業がそんなに簡単なら、日本製やオランダ製はとっくにすべて代替されている。

