韓国、日本人の名前で7つの高校を爆破するというテロ予告が送りつけられ、緊急避難するハメになる

ソウルにある高校のあちこちに爆発物を設置したという脅迫のFAX・・・また日本の弁護士名義

警察によると、28日午前、ソウルにある高校6校（京畿高校・大日外高校・ソウル高校・永登浦高校・梨花女子高校・漢城科学高校）に爆発物を設置したという脅迫メッセージがFAXで伝えられた。午後1時頃には中央高校にも送られ、全校生徒に帰宅措置が下された。

警察は消防当局などと共にこれらの学校を捜索したが、爆発物は見つからなかった。しかし、脅迫対象になった学校では生徒を避難させるために混乱し、一部の学校は生徒全員を帰宅させ、保護者も不安に震えなければならなかった。

今月25日はソウルのある小学校に、27日には2つの中学校に爆発物を設置したという脅迫があったのに続き、今日は複数の学校に同時多発的に爆発物設置の脅迫まで続くと、一部の保護者の間では「脅迫犯が下した休校令」という不満混じりの反応も出た。

日本の弁護士名義、2023年から脅迫の発信者として使用

日本の弁護士の唐澤貴洋名義で発信されたこのFAXには、「施設内の様々な場所に高性能の手作り爆弾を設置した。今回は本当に爆破するつもりだ」などの内容が日本語と英語で書かれていることが分かった。この発信者は、25日の小学校と27日の中学校に脅迫文書を送ってきた人物と同じであることが分かった。

（中略）

同じ番号で2年間で55件も脅迫・・・捜査に進展なし

問題は警察の捜査が進んでいないという点だ。脅迫は、同じ番号で2023年8月から今年8月28日までの2年間で55件受け付けられた。特に頻発した今月に範囲を狭めれば14件とかなり多い。警察はすべて同一人物の仕業と見て捜査している。警察は「（FAXの）最終発信地を確認するために日本などと国際的な協調を試みている」と述べた。警察の検挙が遅れる間、似たような掲示文をオンラインコミュニティなどに載せるケースも増えている。今月5日には済州市に住む中学生が「新世界本店1階に爆発物を設置した」という文章を書いて検挙されている。

（後略）