韓国、米国に原子力潜水艦の導入を認めてもらったものの、自主開発は認められず米国製を買わされる始末

トランプ「韓国の核推進潜水艦の建造を承認・・・アメリカのフィラデルフィア造船所で建造」

ドナルド・トランプアメリカ大統領が30日、「韓国の原子力推進潜水艦の建造を承認した」と述べた。

訪韓中のトランプ大統領は同日にソーシャルメディアのトゥルース・ソーシャルに掲載した文を通じて、「私たちの軍事同盟はかつてないほど強く、それに基づき、私は彼らが現在保有している旧式で機敏でないディーゼル潜水艦ではなく原子力潜水艦を建造することを承認した」と述べた。

原子力潜水艦の建造を承認して欲しいという李在明（イ・ジェミョン）大統領の要請に、1日も経たないうちに応えたのだ。

トランプ大統領は約10分後に追加で投稿した書き込みでは「韓国はアメリカのフィラデルフィア造船所で原子力推進潜水艦を建造するだろう」と言いながら、「アメリカの造船業はまもなく華麗な復活を遂げるだろう」と明らかにした。

これはハンファグループが昨年1億ドル（＝約152億円）で買収したアメリカのフィラデルフィア造船所のことを意味する。

（中略）

またトランプ氏は、このトゥルース・ソーシャルの掲示文で「韓国はアメリカが課した関税を引き下げる見返りに3,500億ドル（＝約53兆円）をアメリカに支払うことに同意した」とし、「更に彼らは私たちの石油とガスを大量に購入することに合意した」とも書いた。

彼は「裕福な韓国企業と事業家の我が国への投資は、6,000億ドル（＝約91兆円）を超えるだろう」と主張した。

これは3,500億ドルの対米投資とエネルギー購入を合わせた金額の推算値を言及したものと見られる。今年7月の韓米貿易合意では、アメリカ産エネルギーを1,000億ドル（＝約15兆円）分購入することで合意していた。

アメリカ・ホワイトハウスは前日の韓米関税後続交渉妥結直後、ファクトシート（説明資料）を通じて韓国のエネルギー購入について、韓国ガス公社が年間330万トン規模のアメリカ産液化天然ガス（LNG）購入契約を締結したと明らかにしている。

一方、トランプ氏は李大統領を首相と勘違いしたのか、この掲示文の最後に「立派な首相とのすばらしい旅（A great trip、with a great Prime Minister！）」と書いた。それから20分経過した後に「立派な韓国の大統領と共にした立派な旅行」へとフレーズを修正した。