韓国、どんなに米国に頼んでも通貨スワップを結んでもらえず、仕方なく中国との通貨スワップを延長

韓中首脳、70兆ウォンの通貨スワップを含む7件のMOUを締結

李在明（イ・ジェミョン）大統領と中国の習近平国家主席が1日、韓中首脳会談を契機にボイスフィッシング共同対応など7件の了解覚書を締結した。

両国は同日、国立慶州博物館の千年微笑館で韓中首脳会談を開いた後、了解覚書6件と契約書1件に対する了解覚書交換式を行った。まず、先月に満期になった両国間の通貨スワップを延長した。大統領室は「両国の中央銀行の間で5年満期70兆ウォン（4,000億元）（＝約7兆円）規模のウォン・元通貨スワップ契約を締結した。これは両国の金融と外国為替市場の安定と貿易増進に寄与できるものと期待される」と明らかにした。

カンボジアでの監禁・拉致事件を契機に議論が大きくなったサギについても共同で対応することにした。両国の警察当局は、超国家サギ犯罪の共同対応を推進できる基盤となる『振り込めサギ・オンラインサギ対応協力了解覚書』も締結した。この他にも韓中間の互恵的協力を推進していくための長期的な方向性を設定する『韓中経済協力共同計画（2026～2030）』も含まれた。

また△サービス貿易交流・協力強化△シルバー経済分野協力△革新創業パートナーシッププログラム共同推進△韓国産柿の生果実の中国輸出植物検疫要件などが含まれた。