韓国のネチズン、日本人観光客が韓国で11万円を寄付したところ、反日を忘れ一転日本を賞賛

韓国を訪れた日本人、金海空港の募金箱に110万ウォンを寄付

◀レポート▶

青い手袋をはめた人々がコインと紙幣を分けています。

先月26日、金海国際空港に設置された募金箱の開函の過程です。

その中に5万ウォン（＝約5,000円）の紙幣と一緒に置かれたメモが目につきます。

日本からの旅行者が残したものと推定される現金110万ウォン（＝約11万円）相当と手書きの手紙です。

[クォン・ミファ/大韓赤十字社釜山支社会費広報チーム代理]
「上半期と下半期の計2回、点検とともに募金箱を開函するのですが、今回、国際線にある募金箱を開けてみたら、日本語で書かれた手紙が（あったんですよ）。翻訳をしてみたら、こう書かれていました。」

手紙には「韓国旅行は楽しかったです。お金が残ったので困っている子供たちのために使って下さい」という短い日本語の文字が書かれていました。

このようなニュースが知られると、ネットユーザーに心温まる感動を与えています。

赤十字社によりますと、空港の募金箱には中国の人民元やアメリカのドル、マレーシア、香港、フィリピン、イタリア、アフリカに至るまで、様々な国の寄付金が集まるということです。

[クォン・ミファ/大韓赤十字社釜山支社会費広報チーム代理]
「国籍を超え、貧しい隣人のために温かい心を赤十字に伝えて下さったことに感謝するとともに、その方たちのことを考えたりもします。寒い冬に更に困難を感じる脆弱層のために大切に使うようにします。」

また赤十字社は「このように集められた大切な寄付金は、絶望的な状況に置かれた隣人に希望を伝える生命線になるだろう」と言いながら、「国内外の緊急救護活動や脆弱層・災害被災者を助けるために使用する予定」と述べました。