行列ができる!韓国・聖水の「ジャヨンド塩パン」で大人気塩パンを食べてみた

ソウルのグルメ

あんにょんはせよ!韓国で会社員をしながら、韓国情報専門のライターとして活動しているかわとです。ワンジョンでは、グルメや語学、美容などさまざまな韓国情報を発信しています。

トレンド発信地として知られる韓国・ソウルの聖水(ソンス)エリア。おしゃれなカフェやベーカリーが立ち並び、「韓国のブルックリン」とも呼ばれるこの街に、連日行列が絶えない話題のパン屋さんがあります。

その名も「ジャヨンド塩パン(자연도 소금빵)」。韓国で巻き起こった塩パンブームの火付け役の一つとされ、バターたっぷりのサクふわ食感と絶妙な塩味が楽しめると話題のお店です。

今回は、そんなジャヨンド塩パンの店舗に実際にお店を訪れ、人気の塩パンを味わってみました!韓国で絶品の塩パンを楽しみたい方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

韓国では塩パンがブーム!その理由は?

まず、韓国の塩パンブームについて簡単に紹介します!

そもそも塩パンは日本発祥の菓子パン!愛媛県八幡浜市にあるパン屋さんが夏に塩分補給ができるパンを作りたいという思いで開発しました。

そんな塩パンが韓国で大流行したのは、SNSがきっかけと言われています。シンプルながらもバターのリッチな風味と塩のアクセントがクセになると話題になり、多くのベーカリーがこぞって塩パンをメニューに取り入れるようになりました。実際、韓国のパン屋さんに行くと高確率で塩パンが置いてあります。

今では、オープン前から行列ができる人気店も登場!さらにカスタードクリームやあんこを挟んだアレンジ塩パンも人気を集めています。

ちなみに塩パンは韓国で「소금빵(ソグムパン)」と呼ばれています。「소금(ソグム)」は韓国語で「塩」という意味なのですが、なんだか響きが可愛いですよね。

「ジャヨンド塩パン」で大人気塩パンを食べてみた

韓国で塩パンといえば、必ず名前が上がるのが「ジャヨンド塩パン」。空港があることで知られる仁川(インチョン)に本店を構える人気塩パン専門店です。今回は、おしゃれカフェ&ベーカリーの激戦区として知られる聖水にある店舗にお邪魔しました。

韓国・聖水の「ジャヨンド塩パン」 外観

お店は聖水駅の3番出口から徒歩5分ほどの場所にあります。お店の周りには香ばしい小麦とバターの香りが漂っており、食欲がそそられます。お店の外観は木の温もりを感じる温かなデザインで、店内にあるガラス窓から職人さんが次々と塩パンを焼き上げていく姿が見えました。

週末の11時ごろに伺ったのですが、お店の前には15名ほどの方が並んでいました。行列の中には日本人の方もたくさんいらっしゃいました。この日は-10度と極寒だったのにもかかわらず、行列ができていたのには驚きましたね。ただ、回転率が良いので10分も待たずに注文できました。

韓国・聖水の「ジャヨンド塩パン」 メニュー

※価格は変動する可能性あり

メニューはなんと塩パンのみ!1つ売りはしておらず、4個セットから購入できます。お店にイートインスペースはなく、テイクアウトのみ可能です。

注文は店内にあるキオスクを使って行います。日本語に切り替えられるので、韓国語がわからない方でも安心です。支払いはクレジットカードのみでした。

韓国・聖水の「ジャヨンド塩パン」 テイクアウト

注文後は、すぐ隣のカウンターで塩パンを受け取ります。塩パンは思わず写真を撮りたくなる可愛らしい袋に入っていました。麻紐を持ち手にしているのがおしゃれですよね。

ちなみに、塩パンは焼きあがりの時間が決まっているので、焼き立てを食べたい人はこちらの時間を狙っていくのがおすすめです。

  • 9:00
  • 12:30
  • 14:00
  • 15:30
  • 17:00
  • 18:30
韓国・聖水の「ジャヨンド塩パン」

早速その場で食べてみたのですが、バターがじゅわっと染み出し、塩のアクセントが絶妙なバランス!上がもっちり、バターが染み込んだ底の部分がさっくりとした食感、中は程よく空気を含んでいて軽い食べ応えでした。ぺろっと食べられるという表現はまさにこのことだと感じるほどあっという間に完食してしまいました。小麦の香ばしさと、口の中で溶けるようなバターの風味が最高です。これは並んでも食べる価値ありだと感じました。

テイクアウトの袋に「世界で一番おいしい塩パン(세상에서 제일 맛있는 소금빵)」と書いてあったのですが、本当に今まで食べた塩パンの中で一番おいしかったです。今回私は4つ入り1セットのみを購入したのですが、もう少し買っておけばと少し後悔してしまいました。

なぜこんなにもここの塩パンがおいしいのか、その理由はこだわりの材料にあります。小麦粉はカナダ産の最高等級のもののみを、バターは、AOP品質認定された高品質のもののみを使用しています。

さらに、塩パンに欠かせない塩も一般的なものではありません。天日干しで作られたフランス産の塩を使っているため、角のないまろやかな塩味で、パンとの相性が抜群なのです。

韓国・聖水の「ジャヨンド塩パン」

自宅に帰り、トースターで少し温めて食べてみたのですが、こちらも絶品。そのまま食べるよりバターのじゅわっと感と芳醇な香りを楽しめて、幸福感が一気に押し寄せます。

ジャヨンド塩パンは仁川に2店舗、ソウルに4店舗、釜山に1店舗の計7店舗あります。

  • ジャヨンド塩パン 仁川
  • ジャヨンド塩パン&ジャヨンドチャ(仁川)※イートインスペース有り
  • ジャヨンド塩パン&ジャヨンドガ(ソウル)※イートインスペース有り
  • ジャヨンド塩パン in 聖水
  • ジャヨンド塩パン in 島山(ドサン)
  • ジャヨンド塩パン in 延南(ヨンナム)
  • ジャヨンド塩パン&ジャヨンドヘ(釜山)※イートインスペース有り

一部の店舗にはイートインスペースもあります。なかでもソウルの益善洞にあるジャヨンド塩パン&ジャヨンドガは、観光の合間に店内でゆっくり塩パンを楽しみたい方におすすめです。韓国旅行を計画している方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

▼「ジャヨンド塩パン in 聖水」の店舗情報

アクセス:56-1 Yeonmujang-gil, Seongdong-gu, Seoul, 韓国
(서울 성동구 연무장길 56-1)

営業時間:9:00~22:00

定休日:なし

公式Instagram:https://www.instagram.com/saltbread.in.seaside

Googleマップ:​​https://maps.app.goo.gl/7LaTAfhZcyvQcJwD6

最後に、日本人にも馴染みのある「あんバター」のパンをおいしくいただけるソウルのお店をご紹介している記事もあります。ぜひ、あわせてご覧ください。

▼「韓国でもあんこは人気!「あんバター」で話題のカフェに行ってみた」

https://wanjeon.tv-aichi.co.jp/060-article/

行列ができる!韓国・聖水の「ジャヨンド塩パン」で大人気塩パンを食べてみたまとめ

今回の記事では、韓国の塩パン専門店「ジャヨンド塩パン」の大人気塩パンについて紹介しました。ほかでは味わえない塩パンの香ばしさとバターの風味は、一度食べたら忘れられないおいしさです!この記事を参考に韓国・ソウル旅行へ際は、ぜひ「ジャヨンド塩パン」に立ち寄ってみてくださいね。

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