すでにデビューしているガールズグループが、女王の座をかけて競うサバイバル番組『QUEENDOM 2』。人気グループが数多く参加しましたが、番組出演したグループの多くは残念な行く末を辿っています。“QUEENDOM 2の呪い”と囁かれているガールズグループの現在をご紹介します。
カムバックサバイバル番組『QUEENDOM 2』とは?

2019年にシーズン1、2022年にシーズン2が放送されたMnet『QUEENDOM』。
『QUEENDOM』は、すでにデビューしているガールズグループが女王の座をかけて競うカムバックサバイバル番組です。
シーズンごとに6組のアーティストが参加し、シーズン1ではMAMAMOO、シーズン2では宇宙少女が優勝。
優勝したグループには単独のカムバックショーケースが用意され、国内外で大きな話題を集めました。
Brave Girls

『QUEENDOM 2』に出演し、最終順位6位を獲得したBrave Girls。
Brave Girlsは陸軍慰問ステージをきっかけに、2017年にリリースした「Rollin’」がチャートを逆走しました。
2021年にその人気は頂点に達したものの、『QUEENDOM 2』に出演してから約1年後に所属事務所との契約終了を発表し、ユジョンはグループを脱退。
残る3人は「BB Girls」として再始動していますが、当時の人気っぷりは完全になくなってしまいました。
今月の少女

『QUEENDOM 2』に出演し、最終順位2位を獲得した今月の少女(LOONA)。
しかし、『QUEENDOM 2』に出演してから約半年後に主要メンバーだったチュウが突然グループから除外され、脱退を発表。
その3日後にはヒジン、ハスル、ヨジン、キムリプ、ジンソル、チェリ、イヴ、ゴウォン、オリビアへが所属事務所を相手に専属契約の効力を求める仮処分を申請しました。
裁判で勝訴したメンバーたちは次々に契約を終了し、ヒョンジン、ヨジン、ビビ、ゴウォン、ヘジュは新グループ「Loossemble」で再デビュー。
しかし、再デビューは失敗に終わり、わずか1年4ヶ月で新しい事務所との契約を終了しています。
宇宙少女

『QUEENDOM 2』に出演し、見事優勝を果たした宇宙少女。
放送終了後にはカムバックと並行してコンサートツアーを開催しましたが、2023年にルダとダウォンが専属契約の終了を発表。
また長い間グループ活動に参加していなかった中国人メンバーのソニ、ソンソ、ミギは正式にグループを脱退しました。
ルダとダウォンはグループ活動を継続する意思を見せましたが、現在は8人のみで活動を続けており、ヨンジョンは「今後カムバックの予定がない」と明かしています。
Kep1er

『QUEENDOM 2』に出演し、最終順位4位を獲得したKep1er。
Kep1er は当初2024年7月に解散する予定でしたが、マシロとイェソを除く7名が異例の再契約を発表し、現在もグループ活動を継続しています。
『QUEENDOM 2』出演前にリリースされたミニアルバム『FIRST IMPACT』は約396,000枚を売り上げましたが、放送終了後にリリースしたミニアルバム『DOUBLAST』は約353,000枚、続けて『TROUBLESHOOTER』は約267,000枚と人気は低迷。
2023年9月にリリースしたミニアルバム『Magic Hour』の売上は約11,0000枚と、番組出演前に比べて3分の1となっています。
人気ガールズグループが出演することで毎回大きな話題を集めてきたサバイバル番組『QUEENDOM』ですが、その人気をキープすることは難しいのかもしれませんね。