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韓国の学生生活は日本とかなり違う?!
여러분 안녕하세요~!!
(ヨロブン アンニョンハセヨ~!! / みなさん、こんにちは〜!)
韓国の学生生活が気になりませんか?韓国の学生生活は日本と異なる点が意外とたくさんあります。大学受験生の学校での夜間自立学習がほとんど必須であったり、そのため夜ごはん給食まであったり…まだまだ異なる点がありますので、順にご紹介します!
※ここでは傾向を述べますが、学校によって制度が異なることもあります。
それでは、韓国にある商品や食べ物、文化など…さまざまなことに興味深々な韓国在住ライターKARENが、韓国に住んでいるからこそ持っている視点も交えながらお届けいたします〜!

韓国の学生生活の事実①新学期は3月からスタートで2学期制
韓国は、日本と同様に小・中・高校は義務教育です。
それぞれの教育を受ける年数も同じで、6年・3年・3年の期間となっています。
高校卒業後も日本と同様で、4年制大学や2年制あるいは3年制の専門大学などの進路があります。
ですが、異なる点が新学期のスタート時期と学期の分け方です。
韓国では、新学期のスタートは3月です。日本は4月なので、ひと月早いスタートですね。
学期は小学校から大学までずっと基本的に2学期制です。日本は義務教育が3学期制、大学は2学期制のところもあれば3学期制のところもありますよね。
学期の分け方は義務教育と大学では異なる場合が多く、だいたい以下のような分け方になります。
■義務教育
1学期:3月~7月中旬
夏休み:7月中旬~8月末
2学期:9月~12月末
冬休み:1月~2月末
■大学
春学期:3月~6月下旬
夏休み:6月下旬~8月末
秋学期:9月~12下旬
冬休み:12月下旬~2月末
ちなみに、韓国は2015年頃に9月新学期にする動きがあると、日本でも話題になりました。その時は、予算などの問題により導入には至りませんでしたが、1997年と2007年にも同様の話題があがったことがあることから、またそのような話題があがる日が来るかもしれませんね。
韓国の学生生活の事実②「先生の日」を祝う
5月15日は韓国では「先生の日」という先生に感謝の気持ちを伝える日です。
特に年上の人を敬う文化が強い韓国では、大変重要な日です。
しかし学校の公式行事ではないため、学生たちが自主的に先生に内緒で何か計画してサプライズをする習慣があるようです。

プレゼントを贈ったり、手紙を書いたり、黒板を華やかにデコレーションしたり、祝い方は様々なようです。
しかし、2015年に公務員に30,000ウォン(約3000円)以上の贈り物を不正とみなす「김영란법(不正請託禁止法)」ができてからは、プレゼントに対する規制が強まったこともあり、プレゼントは手作りお菓子やカーネーションなどが選ばれることが多いのだとか。
韓国の学生生活の事実③高校まで給食がでる
韓国では義務教育の小中高校の期間はずっと給食がでます。日本は中学校からお弁当のところがほとんどではないでしょうか。

また、韓国では給食は給食室で食べます。日本の小学校では、給食は当番の人たちが自分の教室まで運んで配布し、自分の教室内で食べることが多いので、この点も大きく異なりますね。
韓国の学生は給食を楽しみにしている人が多く、毎月配られる日別給食表を綺麗にカットして日めくりカレンダーのようにひとまとまりにし、手首に巻けるバンドに貼り付けてアップルウォッチのようなものを制作するのも流行っています。その名も「給食ウォッチ」だそうです。発想が可愛らしいですよね。
韓国の学生生活の事実④部活動がないところが大半
韓国では義務教育から「大学受験を見据える」という考え方があるためか、「学校は勉強をするところ」という認識が強いです。
ですので、韓国の中学や高校には日本のような部活動がありません。大学に入るためには勉強が最優先で、部活動をする余裕があれば勉強をします。
部活動のない韓国では、アニメで日本の部活を知って「青春が感じられて羨ましい!」と言う学生も多いと聞きます。
韓国が勉強を本当に大切にしていることがわかりますよね。
韓国の学生生活の事実⑤男女でクラス分け
まず、韓国にも日本と同様に、男女共学校と女子高、男子校があります。
その中で共学のクラス分けが特徴的です。
男子クラスと女子クラスに分かれている学校が韓国にはたくさんあるのです。
これには、学生たちを熱心に勉強させるため恋愛から遠ざけたり、学校側の運営伝統を受け継がせるという目的があるそうです。異性との交際は、校則で禁止されている場合もあるのだとか。しかし実際のところ、恋愛は禁止されているものの学校外ではあるのではないでしょうか。
韓国の学生生活の事実⑥家族旅行は欠席にはならない
韓国の学校において、家族旅行は「家族体験学習」という名の学習として扱われ、欠席にはならないです。
ただし、「校外体験学習報告書」という報告書を提出する必要があるそうです。
なんと遊園地に行く場合なども報告書を提出すれば家族旅であれば出席扱いになるとは、日本にはない制度で驚きますよね。報告書は学校によって様式が異なるそうです。
この制度を利用すると、年間20日程度適用が可能だそうです。
ここで、20日も休んだら勉強に支障がでないか?と疑問が生まれますが、自立学習や塾で十分補完できると考えられます。
韓国の学生生活の事実⑦学園祭は模擬店よりステージがメイン
学園祭は学生時代の一大イベントですよね。
日本ではたくさんの模擬店やクラスの出し物で賑わい、そのわきでステージパフォーマンスも行われるスタイルが多いです。
一方で韓国の学校では、模擬店やクラスの出し物よりも、どちらかというとステージがメインになります。

ダンスやバンドのパフォーマンスはもちろん、コンテストなども開催されたりするのだそうです。また、大学の学園祭では、有名アイドルを呼ぶことも多くあります。盛り上がること間違いなしの、とても韓国らしい文化ですよね。
韓国の学生生活の事実⑧「夜間自立学習」で夜まで学校に残る
韓国の学校には、授業が終わって18:00ごろ〜21:00ごろまで夜間自立学習というものが存在します。
韓国語で「야간자율학습(ヤガンジャユㇽハㇰスㇷ゚)」と言い、略して「야자(ヤジャ)」と呼ばれます。
この制度は昔は強制的に実施されていたそうですが、現在は強制参加はしなくても良いです。しかし勉強熱心な学生が多く、「勉強する場所が必要ならば」というように読書室方式で教室を解放している学校が多いです。強制的だった時代は、夜間の給食も提供されていたのだとか。
ちなみに、朝の自立学習をしに朝早くに登校し、授業前にも勉強する学生も多いそうです。
さらに、自律学習が終わってからも勉強しに塾へ行って夜遅くまで勉強する姿もよく見られます。塾には送迎用のマイクロバスがあり、自律学習が終わる時間に高校の前に迎えに来て、帰りは家まで送ってくれるところも多いです。
韓国の学生生活の事実⑨大学受験後の自由な学校生活
韓国の大学受験は通常11月に実施されます。
しかし、高校3年生は卒業式のある2月までは学校に登校しないといけません。
この期間、大学受験を終えた韓国の高校3年生はどのように過ごすのでしょうか?
大学が決まった後は精神的にも余裕ができるので、大学受験前とは打って変わって大変自由な登校スタイルになります。
かばんも持たず登校し、今まで取れなかった睡眠時間を取ったり、持ってきた電子機器で映画を見たり、読書をしたり…これまでできなかったことを堪能します。
先生たちもそれを理解し、先生自ら映画を流してくれたりもするそうです。
何の心配もなく、ただただ学生生活を一緒に過ごした仲間との楽しい時間を過ごせるこの時期は最高ですよね。
韓国の学生生活の事実⑩学生時代の遊び方と言えば?
韓国の学生の遊び方と言えば、PC방(PCバン)や코인노래방(コインノレバン)、カフェです。
PC방(PCバン)とは、日本のインターネットカフェに近い施設ですが、部屋1つ1つの区切りはないです。主にオンラインゲームをする人たちが良く利用します。放課後の小腹が空いたときなどには、インスタントラーメンなどの軽食の注文もできます。隣の人が食べていると匂いにつられてついつい注文してしまう人が多いです。

코인노래방(コインノレバン)とは、日本のカラオケです。
こちらについては、他の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
▼韓国のカラオケ「カラオケ(노래방ノレバン)」に行ってみよう!
カフェは女子学生がよく行きます。韓国にはカフェが多いので、友達と集まりやすいです。
この中でも、PC방(PCバン)が大きな特徴のように感じます。
オンラインゲームをしに遊びに行く人が、日本の学生よりもかなり多いように思えます。
韓国の学生生活は日本とかなり違う?!-まとめ
さて、ここまで特に筆者が驚いた韓国の学生生活の特徴を10個ご紹介しましたが、いかがでしょうか。みなさんも聞いたことがなかった事実をたくさん知りましたか?
これからも韓国の興味深い文化について発信していきますので、お楽しみに!

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